ケロパパ プロフィール

2005-11-05
造詣のこだわり


ケロミンとは
パペットの口をパクパク動かすと、動きに応じて音程が変わる全くの新タイプ楽器。
初めて手にする人でも簡単な曲なら直感的にいきなり演奏できます。
名前のケロはもちろんカエルのケロ。
ミンは世界初の電子楽器と言われるテルミンからいただきました。

なぜパペットなのか?
一つの動きの中で音階に従って音の高さの変わる楽器は、人間の直感にマッチして音楽そのものを楽しむのに向いているのではないかと考えました。

では電子楽器でこれを実現する場合には、どの様な楽器の形が相応しいのかを考えてみます。一つの動きと言いましたが、トロンボーンのように腕を前後に動かす動作もあるでしょうし、笛のような指先だけの動きもあるでしょう。電子楽器ではどのような形でも取れますから、演奏者にとって少ない負担で正確な動きの出来る動作がこれに向いていると言えるでしょう。
そうしてみるとやはり指で動かすことが一番良さそうです。特に、親指とその他の指の間ではさむ動きか、片手で握る動きが人間にとって一番楽に正確な動きが出来そうに思います。
では、指で挟むか握るとしても、まだいろいろな形があり得るでしょう。カスタネットのようなものでも良いし、ゴムマリ状でも良いかも知れません。この他にもマウスやジョグダイヤルも操作のし易い形ですから今後それらに類似の動きを取り入れた楽器が出現することもあるでしょう。

単に演奏の機能だけを考えれば、どれも充分でありましょうが、楽器とは楽しい器と書きます。英語なら musical instrument 即ち音楽の道具ですが、日本語では「音」という縛りがありません。演奏できることを前提に更に楽しさを加えることを考えれば、人間の手で直接動かす人形、パペットと組み合わせることは私にはある程度必然性があるように思えて来るのです。
皆さんはどう思われますか?